Kepler超新星残骸中の鉄の非等方な膨張構造

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衛星軌道上の放射化バックグラウンド

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雷雲に隠れた天然の加速器を雷が破壊する瞬間を捉えた

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超新星残骸HB 21からの急冷却プラズマの発見

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オープンキャンパスのお知らせ


2018年8月1日と2日に東京大学本郷キャンパスで行われるオープンキャンパスに、馬場研究室が参加します。
特設サイトはこちら

馬場研究室への進学に関して


2019年度入学の東京大学大学院理学系研究科物理学専攻の出願日程は、2018年7月2日から6日まで(消印有効)です。馬場研究室はA8サブコースに所属しております。
詳しくは募集要項をご覧ください。

研究室見学に関して


馬場研究室は研究室見学を随時受け付けております。訪問の際はあらかじめメールにてご連絡ください。

Kepler超新星残骸中の鉄の非等方な膨張構造

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春日(M2)を筆頭著者とする論文
“Asymmetric Expansion of the Fe ejecta in Kepler’s Supernova Remnant”
が、日本天文学会の欧文研究報告誌 Publications of the Astronomical Society of Japan (PASJ) に受理されました。
arXiv: https://arxiv.org/abs/1807.04029

超新星爆発の残骸中では、爆発時に噴出した重元素が秒速 1,000 km/s から 10,000 km/s の速さで飛び、X線で輝いています。特に鉄は星の内部の核融合の最終段階で生成されるため、超新星残骸における鉄の運動状態を測定することで超新星爆発そのもの爆発時の情報に迫ることができます。春日らは、Ia型超新星残骸のひとつであるKepler超新星残骸を観測したChandra衛星のデータを解析し、K輝線の中心エネルギーや輝線強度から、X線で光る鉄の塊が場所によって手前側のみや奥側のみといった偏った方向に飛んでいることを発見しました。本論文ではこの観測結果を、非対称な星周物質の分布・残存した伴星・超新星爆発そのものの非対称性、の3点からそれぞれ議論しています。

Categories: Paper

衛星軌道上の放射化バックグラウンド

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小高助教を筆頭著者とする論文
“Modeling of proton-induced radioactivation background in hard X-ray telescopes: Geant4-based simulation and its demonstration by Hitomi’s measurement in a low Earth orbit”
が、Nuclear Instruments and Methods Aから出版されました。
arXiv: https://arxiv.org/abs/1804.00827
ADS: http://adsabs.harvard.edu/abs/2018NIMPA.891…92O

宇宙硬X線の観測は、大気による吸収を避けるために衛星軌道上で行われます。そのため、宇宙線や地磁気に束縛された粒子によって検出器そのものが放射化することによるバックグラウンドが大きな問題になります。小高らは軌道上放射化バックグラウンドの効率的なシミュレーションの汎用フレームワークを構築しました。これを「ひとみ」衛星の硬X線撮像検出器のデータに適用し、シミュレーションと実測バックグラウンドデータの間に非常に良い一致を得ることができました。この新たに開発されたシミュレーション技術は、将来の硬X線ミッションの設計とサイエンスの検討において不可欠となります。
(この成果は、主に小高がスタンフォード大学に所属していた時の仕事をもとにしています。)

Categories: Paper

雷雲に隠れた天然の加速器を雷が破壊する瞬間を捉えた

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和田(D2)を筆頭著者とする論文
“Termination of Electron Acceleration in Thundercloud by Intra/Inter-cloud Discharge”
が、アメリカの学術誌 Geophysical Research Letters に受理されました。
arXiv: https://arxiv.org/abs/1805.04721

和田らは、石川県珠洲市に設置した放射線検出器と大気電場計を用いて、雷雲に同期したガンマ線のバースト放射が雷によって途絶される様子を初めて観測しました。これは雷雲中に存在していた電子の加速機構が雷中の放電によって直接破壊されたことを示しています。

詳しくは、東京大学のプレスリリースをご覧ください。

Categories: Paper

超新星残骸HB 21からの急冷却プラズマの発見

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鈴木(D1)を筆頭著者とする論文
“Discovery of recombining plasma from the faintest GeV SNR HB 21 and a possible scenario of the cosmic ray escaping from SNR shocks”
が、日本天文学会の欧文研究報告誌 Publications of the Astronomical Society of Japan (PASJ) に受理されました。
arXiv: https://arxiv.org/abs/1805.02882

鈴木らは、非常にソフトなGeV放射をもつ超新星残骸HB 21のX線解析により、約17万年前という遠い昔に熱的プラズマが急冷却を受けたことを初めて発見しました。さらに同様の超新星残骸9個を比較し、「熱的プラズマの急冷却からの経過時間」と「加速粒子逃亡の進み具合」に正の相関があるという驚くべき可能性を指摘しました。これは銀河宇宙線起源の理解を進める重要な研究結果です。

Categories: Paper

馬場研究室のホームページができました!

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はじめまして、東京大学大学院 理学系研究科物理学専攻 馬場彩研究室です!
当研究室は、2018年度から正式に発足した新しい研究室です。熱く激しい宇宙の高エネルギー現象の解明を目指し、日々研究しております。どうぞよろしくお願いいたします!

2017年度以前の情報に関しては、旧牧島・中澤研究室のホームページをご覧ください。

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