超新星残骸HB 21からの急冷却プラズマの発見

鈴木(D1)を筆頭著者とする論文
“Discovery of recombining plasma from the faintest GeV SNR HB 21 and a possible scenario of the cosmic ray escaping from SNR shocks”
が、日本天文学会の欧文研究報告誌 Publications of the Astronomical Society of Japan (PASJ) に受理されました。
arXiv: https://arxiv.org/abs/1805.02882
ADS: http://adsabs.harvard.edu/abs/2018PASJ…70…75S

鈴木らは、非常にソフトなGeV放射をもつ超新星残骸HB 21のX線解析により、約17万年前という遠い昔に熱的プラズマが急冷却を受けたことを初めて発見しました。さらに同様の超新星残骸9個を比較し、「熱的プラズマの急冷却からの経過時間」と「加速粒子逃亡の進み具合」に正の相関があるという驚くべき可能性を指摘しました。これは銀河宇宙線起源の理解を進める重要な研究結果です。